幸福を運んでくる花「胡蝶蘭」が素敵
【胡蝶蘭の歴史】
胡蝶蘭は今から約200年前に発見され、原産地は主に赤道付近の高温多湿地帯や中国南部
東南アジアなど広範囲での自生が確認されています。
ラン科の花ではあるが原種のほとんどがまだらでグロテスクな模様をしていたので、
学名はファレノプシス(ギリシャ語で蛾を意味する)と呼ばれています。
現在人気のある白い胡蝶蘭は原種の中で1割程度しかなく、当時そのほとんどをイギリスが独占していました。
日本には明治時代にイギリスから伝わったとされています。
南国の花で育成栽培が難しかったため上流階級の人々の間で観賞用とし楽しんでいたようです。
やがて、技術が進み温室栽培が可能になると一般の人々にも普及していき今日に至ります。
【贈り物として喜ばれる胡蝶蘭】
「蘭」は古代ギリシャ時代より繁栄のシンボルでした。
当時の女性たちは蘭を食べたりもしていたようです。
◆花言葉
○幸運を運んでくる。
○純粋な愛
○幸運
○愛情
○美しい
○高級、豪華
○上品、優美
日本では、蝶が飛んでいるような見た目から「胡蝶蘭」
と呼ばれています。
海外では、学名「ファレノプシス アフロディーテ」(Phalaenopsis aphrodite)
元々の名前の由来であるファレノプシス(蛾の様な)の後に
アフロディーテ(ギリシャ神話で美の女神)の名前が付いてます。
アフロディーテは、本来植物の神でもあり、生殖と豊穣、つまり春の女神としてあがめられています。
このように胡蝶蘭は 起業、開店、結婚、などのお祝いの時に最高の贈り物として選ばれています。
高価な花ゆえ ビジネス的な要素が強いイメージですが、部屋に飾れる様な小さな胡蝶蘭もありますので
新婚さんや出産祝いに個人で送る方も大勢います。
何と言っても綺麗な花なので間違いなく喜ばれますよ。HitoH ana
【胡蝶蘭ってどのくらいもつの】
頂いた胡蝶蘭はしばらくしたらラップ等を外しリボンだけにして、水やりは1週間に1度程度で良いです。
花が枯れてきたら、その花は手でつまみ取ってください。
全て花が咲き終えたら、剪定する事で 翌年、翌々と綺麗な花を咲かせます。